2018年9月の訪日外国人数は5年8ヶ月ぶり・・・マイナス

 

こんにちわ!スタッフのやっちです。ここまで5年8ヶ月間ずっと成長を続けていた訪日外国人市場ですが、この9月はついにマイナス成長の数字が現れました。自然災害なども多くあった晩夏、今秋。いったいどのような影響があったのか、東アジア市場を中心に、政府による9月の訪日客統計をひも解いて行きましょう。

2018年9月の訪日外国人観光客数は・・・マイナス

2018年9月の訪日外国人観光客数は216万人でした。この数字は前年同月比でマイナス5.3%、5年8ヶ月ぶりの減少傾向となったそうです。
政府は本結果の背景に「台風21号による関西空港の閉鎖」および「北海道胆振東部地震による新千歳空港の閉鎖」などを挙げており、航空便の欠航や旅行のキャンセルが多くあったこととしています。特に全体の7割を占める東アジア市場(中国、韓国、台湾)からの訪日客は大阪や北海道を好む傾向があり、そこを災害が直撃したことが結果に大きく寄与したのでは、と分析しています。

東アジアはマイナス、でも東南アジア・欧米市場は維持

9月の旅行客動向を各市場別で見てみると、東アジア市場は軒並みマイナスとなっています。前年同月比で中国はマイナス3.8%、台湾はマイナス5.4%、韓国はマイナス13.9%です。
その一方で、東南アジア諸国を見てみると伸びが見られます。タイはプラスの9.8%、以下プラスでインドネシアが10.7%、フィリピンが10.4%。ベトナムとインドに関しては15%超のプラスです。そして欧・豪・米市場はオーストラリアがプラス10.2%、以下もプラスでアメリカ、カナダが3~4%、フランスとドイツが9%超、イタリアは20%のプラスです。(イギリスのみマイナスの0.9%です)

全体を見てみると「ついにインバウンド成長は鈍化したか!」と思えますが、各数字を見てみるとマイナスおよび災害の影響は限られた市場で著しいと言えます。しかし、9月は自然災害の大きさを物語ったのも事実ですから、旅行者にどんな影響が出たのかは注意すべきでしょう。政府の”挽回”プロモーションにも期待ですね。