インバウンドは西高東低?

 

こんにちわ、スタッフのやっちです。日本には47の都道府県があり、東西に長い地形になっていますよね。そんな日本で見られる訪日外国人の観光・消費の傾向が『西高東低』であるのではないか、といま話題になっています。というわけで、高いと言われる西はいまどんな状態にあるのか、代表例として大阪を挙げて詳しく調べてみたいと思います。

訪日外国人数、消費金額、空港利用者数

まずは指標として大阪の訪日外国人数、消費金額、空港利用者数を訪日ラボというサイトを参考にして調べてみました。まず、大阪を訪れた外国人観光客数は約939万人、一人当たりの消費金額は36720円、関西国際空港を通じた入国者数は約608万人となっています。一方で東との比較のため、東京の数字を挙げておくと約1158万人、64952円、羽田空港を通じた入国者数は約326万人ですが、成田空港の場合は約682万人となっておりました。
これらの数字をもとにすると、西高東低にはならず、東京の方が勝っていますよね。ではなぜ西の方が高いという話があがっているのでしょうか?

伸びが著しい

実は大阪、東京とともにある百貨店の、大阪支店の売り上げが伸びが著しいのです。例えば近鉄百貨店の2018年2月期の売り上げは前年同月比15%増、大丸は14.4%、高島屋は8.8%の増加です。特に高島屋ではインバウンド売り上げの伸び率に差がついており、大阪店は前年比59%なのに対し東京の新宿店はたったの7%。これらの要因として、関西国際空港へのLCC乗り入れの増加、空港から店舗へのアクセスのしやすさが挙げられています。関空を通じた入国者数も上に挙げた数字では成田空港には及びませんが、伸び率では実は2倍の差があります。今後もこの動きは続くのかどうか、どうせなら首都ばかりに集まるのでは無く、全国でインバウンドの恩恵は受けたいものですね。ただし、東京の伸び悩みの要因はリピーターの増加による高額品消費の一巡と言われています。観光客のニーズをしっかりと抑えておかなければ、好調な西の今後の行方も分からなくなりそうですね。