QUALITYお仕事日記34―色々と 参考になることも多いかも?アパホテルの経営戦略

 

こんにちは、スタッフの高橋です。
今回は改めてこちらの記事を読んで「アパホテルはさすがにあれだけ事業拡大するだけあって、考えているな~」と感じ入ってしまったので、いくつかシェアしたいと思います。

出典元:日経ビジネス 「アパホテル、繁忙期の料金高騰に不満相次ぐ」
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/102500175/102500004/?P=1

1. アパホテルの料金設定の仕組み

アパホテルの料金については「高い」という声がちらほら聞こえますが、実は結果としてほぼ100%の稼働率。
それもそのはずで、アパホテルが狙うのは「値段が高くてもその日に泊まらなくてはいけない」という緊急のビジネス客。スケジュール変更が多く、かつ宿泊に使える経費が高めの管理職などの上位5%層をターゲットにしています。そのため立地にはとにかくこだわり、駅近であるのはマスト。
当日までに満室になればよいというスタンスで、各ホテルの支配人の裁量で基本料金の最大1.8倍までに宿泊料が設定できるようになっているそうです。
そもそもリピーターであるホテル会員がほとんどなので、ポイントバックや返金キャンペーンも充実しているのだとか。

価格設定のキモの部分、民泊とは正反対なのですね。

2. 狭い客室に凝らされた工夫

客室は、エアコンの効きや改装を考えてあえて狭く作っているというアパホテル。
そこには「狭い」を超える「便利さ」が提供されており、実際に宿泊した方の部屋の満足度は実は高いのだとか。
・鏡を壁に貼ることで錯覚で部屋を広く見せる視覚効果を狙う
・ベッドとテレビは大きいものを採用し、ゆとりのある睡眠を確保。
・室内で仕事をすることを考え、間接照明ではなく部屋が明るくなるような照明を採用
・ベッド周りにUSBの充電ジャック
・ベッド下にトランクなどを収納できるスペース
といった工夫があるそうです。確かにビジネスで考えるとうなずけることばかり。
そもそも部屋にいることがあまりないので、ベッドが広くて快適だと、それだけで満足度が高まりそうです。
テレビは部屋が狭い分実際の大きさよりも大きく見えそうだし……
私も出張でとあるビジネスホテルに泊まった際に、部屋がシーリングライトでインテリア的には微妙だったけれど、書類やPCが使いやすかったと思いました。
また、これだけスマホが普及しているのでUSBの充電ジャックはとても便利に感じましたね。
ホテルによってはベッド周りにコンセントすらないところもありますので……

3. チェックイン・チェックアウト時の時間節約

チェックイン・チェックアウト時の時間を節約できるよう、従業員教育のほか、自動チェックイン機の導入もすすめているそう。
あくまでビジネス客にしぼることで、ここまで業務拡大を果たしてきました。
よく引き合いに出される民泊については、観光客向けなので、実はまったく意識していないのだとか……きっぱりと言い切っておられました。

ターゲット層が違うとはいえ、客室内の工夫は見習うべき点がたくさん。
リスティングのお部屋づくりのヒントにいかがでしょうか?