QUALITYお仕事日記28―ついに沖縄がハワイを越えた!

 

こんにちは!スタッフの高橋です。
少し前に沖縄への観光客がハワイを越えそう?という記事をお届けしましたが、2017年1-9月統計で、沖縄を訪れた観光客数がハワイを抜いたというニュースが入ってきました。

1.沖縄とハワイの2017年観光客数は10万人差―その内訳は?

2017年1~9月に沖縄を訪れた観光客は、前年同期比8.9%増の711万5500人となり、同時期にハワイを訪れた観光客701万7300人(同4.9%)を10万人程度上回ったことが分かりました。
とはいえ、その観光客の内訳は大きく異なります。

・沖縄―外国人の割合が24.2%(2016年)うち台湾、中国、韓国、香港が80%を占める
・ハワイ―北米が約6割、外国勢は日本がトップだが、他にもカナダ・オセアニア・欧州と幅広い。

と、沖縄は日本人が75%と高い割合であり、外国人もアジアがメインとなっています。
場所の違いもありますので、国別の構成は一概には言えませんが、問題は次の項の“滞在日数と消費額”です。

2.沖縄とハワイの観光客の滞在日数と消費額は?

それぞれの土地にはどのくらい観光客が滞在するのでしょうか?観光客の平均滞在日数を見てみましょう。

・沖縄―3.78日(2016年度)
・ハワイ―8.61日(2017年9月時点)

沖縄の平均日数の短さが際立ちます。確かに日本人であれば、有休や1週間程度の夏休み、ゴールデンウイーク、年末年始などを利用して訪れる方がほとんどであり、長期のお休みが取り辛い環境もあるかもしれませんが、平均を押し下げているのはクルーズ客です。
クルーズ客の平均滞在日数はなんと1日!
近年ではクルーズ船で訪れる外国人観光客が増えているため、平均日数は下がる傾向にあります。

さらに、観光客1人当たりの滞在期間中の平均消費額はどうなっているでしょうか?

・沖縄―75,297円(2016年度)
・ハワイ―約200,984円(1792.1ドル)(2016年度)

雲梯の差です……!
つまり、沖縄は“安・近・短”の手軽なリゾートとして人気があるのであり、このままだと、お金を落とさない観光客だけが増えていってしまうということにも……?

ハワイでは、観光施策を担うHTA(ハワイ・ツーリズム・オーソリティ)という組織があり、ハワイの観光施策を経営の視点で徹底的に調査し、住民の生活向上や伝統文化の保全にも取り組む活動を行っています。

沖縄のこれからの課題は、「沖縄」というブランド価値をどこまで高められるかということではないでしょうか。
ハワイの真似をとは言いませんが、ハワイには学ぶべきところがたくさんあるように思います。

(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/177911より)