QUALITYお仕事日記14―インバウンドだけじゃない。民泊利用者の4割が日本人―

 

民泊というと、Airbnb、AsiaYo.com、途家、自在家……などなど、海外からのいわゆるインバウンドゲストを想像しますが、実は日本人のゲストが日本で民泊を利用するという割合は思っているより多いようです。

1. 民泊特区、東京都大田区の現状

民泊特区として官民一体となり民泊の環境整備にいち早く乗り出している大田区、すでに認可済みの民泊は205軒あり、毎月数件ずつの追加登録が合っているようです。
大田区は羽田空港に近いということもあり、民泊の利用者はインバウンド観光の外国人だけでなく、日本人が40%と高い割合を示しています。
その利用用途は、受験・就職活動・お子さんの入院の付き添いなど様々です(大田区には東邦大学医療センター大森病院があるため、地方から治療のために上京してきた親子のための宿泊施設というニーズが別にあったのです)
https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/187002

大田区は立地環境もあるから特別?と思いきや、昨年の時点ですでに
“昔は日本人からメッセージが来ると逆に戸惑うくらいだったのですが、3組に1組は日本人になったんじゃないかなと思います。”というホストインタビュー記事もあり、これは限定的な現象ではないようです。

2. これからホスト開業を考えているのであれば、日本人専門で試してみるのもあり?

実際のところ、私の周りや以前スーパーホストさんにインタビューした時にお伺いした時にもそうだったのですが、良い物件をお持ちの方ほどためらうのは「英語」をはじめとした
言葉の壁。

「民泊をやってみたい気はあるが、ともかく英語がダメだし、外国人対応なんてとても」
という方が多かったのです。

しかし民泊自体が外国人観光客だけでなく、日本人も当たり前に使うようになってきているという状況を踏まえると、まずは日本人専門で開業してみるというのもありかもしれません。

案内文を全部日本語で書いておき、外国人から問い合わせがきても、(大変もったいないですが……)断ることができます。
ホテル業と異なり、自分と合わなさそうなお客様はお断りできるのが民泊の良さともいえますので、うまく仕組みを利用してみてはと思います。

そして民泊というのはどういうものかを体験してから、自分には合わないと思ったら辞めても良いですし、うまくいきそうだったら事業の拡大を図ってみるというのはいかがでしょうか?
すでに物件はあるけれど、特に代行会社を使う気がなく、個人でやってみたいと思っている方におすすめの方法です。

上記の例である受験・就職活動・お子さんの入院の付き添い、に加え、駅やイベント会場が近くにある、など日本人が集客しやすい状況にある方はぜひ、まずはじめの一歩を踏み出してみられてはと思います。